2015年4月9日木曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3・第1話〜ネバーランドへ

Once Upon a Time S3E1
「The Heart of the Truest Believer
(NHKの邦題:本当に信じる者の心)

2013年9月29日放送(アメリカ)

ピーターパンがタイトル絵

シーズン2・第22話その2〜ストーリーブルックの危機からの続きです。

以下、2014年1月26日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S3E1★ネタバレ感想★)に加筆・修正のうえ、画像を加えています。

*上記アメブロ記事を書いた時は、シーズン3の第一話をDVRから間違って削除しちゃっていてネット上のあらすじを読んで書いたんですが、今回は改めてネットフリックスで見直して書きました(笑)


***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***

※わかりやすくするため話の順序を変えています




11年前の人間世界


朝8時15分、エマは男の子を出産しますが、養子に出すことを最初から決めていたエマは抱っこもしませんでした。


もう突っ込むのも疲れた(笑)けど、どうがんばっても17才には見えない(^▽^;

「決心が変わったとしてもいいんだよ」と言う医者に「変わらない。私では母親になれない」と頑固なエマ。


現在の魔法の森


みんなに死んだと思われているニールは魔法の森でムーラン、オーロラ姫、フィリップ王子に介抱され、目を覚まします。ニールがヘンリーの父親だと知るオーロラは「わたしは眠りののろいにかかったことがあるの。スノウが悪夢をコントロールする方法を教えてくれたから、夢の世界を歩いてわたしみたいな人を探すことができるわ」と話します。


もしコンタクトが取れたら「自分が生きていることとエマを愛していることを伝えてほしい」とニール。

ムーランにどうやってここに来たのか聞かれ、ニールは答えます。「ポータルに落ちて、死ぬと思ったから、ここで育ったことを考えたんだ。ポータルって、心に思った場所に連れて行ってくれるもんなんだ(えっ、そうなの?)

ここからのムーランとニールの会話がおもしろい。

ムー「あちらの世界はどうなの?」
ニー「ぼくらのことはお話のキャラクターだと思われてる」
ムー「私はお話の中のキャラ?」
ニー「そういえばきみのお話は映画になったよ、なかなかいい映画だ」
ムー「映画ってなに?」

そりゃそうだ、この世界に映画は存在しませんものね(笑)。

ここで夢の世界でヘンリーたちとコンタクトを取ろうとしていたオーロラ姫が目を覚まし、「だれともコンタクトが取れなかった」とガッカリ。

「父ならできる」と確信を持つニールは、ムーランといっしょにランプルの城へ手がかりを探しに行きます。道中「のろいが解けたときにエマに愛を打ち明けることもできたけど、拒絶されるのが怖くてできなかった」と話すニールに感慨深げなムーラン。

城に着くと昔ランプルに命を救われた借りのある(シーズン2・19話)ロビンフッドがいました。


 ロビン・フッド


ニールは城でクリスタルの玉の入ったキャビネットを見つけることに成功し、エマがネバーランドにいることを知ります。




現在のネバーランド


シーズン2のフィナーレ(記事はこちら)で、ヘンリーレスキューチームの一行(エマ、レジーナ、メアリーマーガレット、デイビッド、フック、Mr.ゴールド)を乗せたジョリー・ロジャー号。


ぶじポータルを通ってネバーランドの海にたどり着きます。フックは「皮肉なものだな。ランプルを殺すためにここを出たくて必死だったのに、今はランプルをお客として乗せて戻って来てしまった。期待していたハッピーエンドとは違ったな」と自嘲的にレジーナに語りながら船を操縦。


レジーナが「ハッピー・エンド」という言葉を聞いて「グレッグ・メンデルが私に、私はヴィラン(悪党)だって言ったの。そしてヴィランはハッピー・エンドを迎えないものだって。そうだと思う?」と聞くと、フックは「そうじゃないといいけど。それが本当なら、おれたちは人生を無駄にしたことになる」と答えます。

てことは、フックは自分が「ヴィラン」だと認めてるのかしら(笑)。




一方、ふさぎ込むエマに「ニールとヘンリーに起こったことで自分を責めないで」と励ますメアリーマーガレットに「責めないわよ。あなたのせいだもの」と言い返すエマ。さらに"親"としてのアドバイスを続けようとするメアリーマーガレットに「親になろうとしてくれてるのはわかるけど、あたしたち同い年なのよ」って…(´▽`;)

だいたい同い年くらいの設定なんだろうという気はしてたけど、改めて考えると…エマの登場時の年齢は28才のはずだから、スノウがエマを産んだのも28才のときってことですよね。ディズニーの白雪姫は14才のはずだけど、それじゃ子ども産めないから年上に設定したんでしょうか。いずれにしてもおとぎ話の世界で30近くで出産というのは不思議な感じですね。まあおとぎ話のキャラなんだから年齢不詳のままでもいいのかな。

デイビッドの髪が急に伸びてる…

3人が口論(というか「大丈夫、ヘンリーを取り返すさ」と確信を持つデイビッドとメアリーマーガレットにエマが「どうしてそんなにイラつくほど楽観的なの」と文句つけてただけだけど)していると、Mr.ゴールドが「きみらじゃ無理だ。わたしがヘンリーを取り返しに行って来る」と衣装替えして現れます。

このスタイルなかなか似合っててかっこいい(*^-^*)
けど、これってダークワン仕様?

両親も自分自身も、また「証明できないこと」を信じることもできず、いまだに「証拠」を探しているエマにはムリだ、と言いつつ、杖を残してMr.ゴールドは消えます。


ジョリー・ロジャー号の危機


ランプルが去ったあと、フックがエマに「ベルファイアのものだ」と剣を渡し、酒盛りしながらちょっとしんみりムードになっていると、船が大揺れし始めます。

なんと、邪悪?な人魚に取り囲まれていたのでした。「魚に転覆させるものか!」とデイビッドが大砲をぶちかましたり、「魚釣りするのよ!」とエマが網を放ったり、みんなで大奮闘。

しまいにレジーナが火の玉を投げたおかげでほとんどの人魚を追い払いますが、エマの網でつかまえた人魚がひとり残されます。

新たな人魚キャラが加わったのかと思いました

私を逃がさないとみんな死ぬわよ、と脅す人魚を、レジーナが木に変えてしまいます。

これで嵐が止むかと思いきや、止む気配なし。そんな中、全員がケンカを始めてしまいます。殴り合いまで始めちゃうし(´▽`;)

「ケンカのせいで嵐が起きたんだ」と悟ったエマ、みんなを止めようとしますが、聞く耳を貸さない人たち。どうしようもない、と、海に飛び込むエマ。ようやく全員、ケンカをやめてエマを助け、同時に嵐も止みます。


ヘンリーとロスト・ボーイズ


一方、グレッグとタマラに誘拐されてネバーランドに着いたヘンリーは、魔法を破壊する計画を聞かされます。しかし、グレッグたちも実はだまされていました。「本部」だと言って現れたロストボーイズに囲まれ、シャドウに殺されてしまうグレッグ(あっけない終わり方だったな)。タマラも背に矢を受けて倒れます。

グレッグがシャドウに影をひっぺがされてるところ

それにしても、「本部」がネバーランドのロストボーイズだとすると、現実世界にいたグレッグたちとどうやって連絡取ってたんでしょう。携帯でやり取りしてたような気がするけど…?(そのへんは見直さないと覚えてない)


ジャングルの中を逃げるヘンリーは、「かつてロストボーイだった」と言う男の子に助けられます。

「ピーターパンがきみを欲しがっているなら、彼は必ずきみを捕まえるよ。ぼくはピクシーダストを盗んだから狙われている。家に帰りたかったけど、ダストを使っても飛べなかった」と言う男の子を、「ぼくの家族が助けに来るから大丈夫」とヘンリーは励まし、それまで「ロストボーイズがついて来られない」と男の子の言う「Echo Caves(こだまの洞窟)」を目指すことに。

結局2人は洞窟にたどり着く前に崖で追いつめられてしまい、ヘンリーはピクシーダストを使って飛ぼうと言います。男の子はムリだと言いますが、飛べると信じるヘンリーのおかげで成功。


島でのランプル


ランプルは矢傷を受けたタマラを見つけ、ヘンリーの行方を聞き出すために傷をいやします。

「ヘンリーはジャングルに逃げて行ったわ。パンが黒幕よ。私、だれのために働いてるか知らなかったの。ニールのこと、本当にごめんなさい」とタマラはゆるしをこいますが…

ランプルは心臓をえぐり出し、こなごなにしてしまいます。ニールを撃った張本人だから、ゆるせなかったんですね。


その後ロストボーイズのリーダーがランプルの前に現れ、「ピーターパンがきみを歓迎してるよ。会えるのを楽しみにしてると伝えてほしいと言われた。ただし、もし男の子のために来たなら、きみはパンに敵対することになり、助からないだろう」と脅し文句を言います。

ランプルは「わたしが助からないのはお互いわかっているだろう。問題は、おまえたちのうち何人を道連れにするかということだ」と威嚇。


最後にロストボーイリーダーが「パンがこれをきみに、だって」と投げつけるボロ人形を見て涙を流すMr.ゴールド。


 この人形の意味は、第8話で明かされます。記事はこちら


島でのヒーロー&ヴィラン混合チーム


嵐を逃れ、島に着いた一行は、「この島では『信じる』ことがだいじなんだわ。お互いを信じなきゃ。友だちになる必要はないけど、ヘンリーを助けるためには協力しないと」と力説するエマをリーダーについて行きます。


ピーターパン、正体をあらわす


そのころ、ヘンリーと元ロストボーイの男の子は空から降り、空き地に着地。「ね、信じればなんでも可能でしょ」と笑顔のヘンリーに、「その通りだね、ヘンリー」と、男の子が自分の名前を知っていたことに驚くヘンリー。

それもそのはず、じつはこの男の子こそ、ピーターパン本人だったのです。

めっちゃワルい顔のピーターパン(´▽`;)
…余談ですがこのピーター役のロビー・ケイ、この秋(2015年)から始まった『ヒーローズ』の後日談的スピンオフ的『Heroes Reborn』に出演しているのですが、どうしても彼を見ると「ピーターパン!」と呼んでしまいます(笑)

「じゃあなんでグレッグたちに魔法を破壊させようとしたの」と驚くヘンリー。「彼らの助けが必要だったし、なにかを信じるよりも憎ませることのほうが簡単だからさ」とピーターはニヤリ。

「heart of the truest believer」(本当に信じる人の心)をずっと探していたピーターパン。ヘンリーがピクシーダストを使って崖から飛び降りたとき、彼こそまさにパンの探していた男の子だと証明されたのです。

そこへジャングルから姿を現したロストボーイズがヘンリーを取り囲み、「Let's play」(遊ぼうぜ)と、腹黒そうな顔でピーターパンが言うところで終わります。



シーズン3・第2話に続く

Posted on Wed. October 14, 2015

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