2015年4月2日木曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1・第1話その4〜ストーリーブルックの住人たち

Once Upon a Time S1E1-4「Pilot(物語のはじまり)」


シーズン1・第1話その3〜現代のストーリーブルックからの続き。

ストーリーブルックの住人たち



エマが目を覚ますと、なんとそこは留置場?の中でした(^-^;)

となりの檻には目つきの悪いリロイ(おとぎの世界ではグランピー)、檻の外にはコーヒーを入れている人の良さげなマルコおじいちゃん(同ジェペット)。
(あれ?マルコって警察で働いてるんだっけ?今さらですが…)

グレアム保安官がやってくると、エマは酔っ払って事故ったと思われてしまったことがわかります。

そこへレジーナが「ヘンリーがまた行方不明なの」と入ってきますが、エマを見ると「どこにいるか知ってる?」と、まるでエマが誘拐したかのような、少し批難のこもった口調で聞きます。

「あたしはここにいたんだから知らないわよ。友だちは当たってみた?」とエマが答えると「あの子、友だちはいないの。一匹オオカミってとこかしら」とレジーナ。

「人探しのプロだから、探すのに協力する」と、エマは留置場を出してもらいます。





さっそくヘンリーのパソコンに向かうと、「メアリー・マーガレット・ブランチャード」名義のクレジットカードを使ってプロに依頼し、自分を探し出したことを突き止めてしまうエマ。
…いまどきの10才は自分専用のパソコンを持っているものなの?!(@_@)それとも町長は金持ちだから特別?

「メアリー・マーガレット・ブランチャードってだれ?」と聞くエマに、レジーナは「ヘンリーの先生よ」と表情をくもらせます。


それもそのはず、メアリー・マーガレットとはおとぎの世界でのスノウ(白雪姫)なのです。

おとぎの世界ではレジーナの宿敵なのに、ストーリーブルックではレジーナ最愛の息子ヘンリーを受け持つ先生というのがちょっと不思議な設定ですが。

メアリー・マーガレットは、子どもたちに鳥小屋の作り方を教えながらこう言います。

「みんなが鳥たちを愛していて、鳥たちもみんなを愛しているなら、彼らは必ずみんなを見つけるわ。If you love them and they love you, they will always find you.」

ここでは鳥の話をしていますが、この「They will always find you(必ず見つける)」という言葉は、第1話の冒頭でチャーミング王子が白雪姫に言うセリフでもあるし、のちのちまで出てくる大切なコンセプト。

何も覚えていないはずのメアリー・マーガレットも、この言葉を口にしたあと「私、何か大切なことを忘れてしまっている?」と感じたのか、複雑な表情です。













授業が終わると、レジーナがエマを伴って現れ、「あなた、ヘンリーにクレジットカードを渡して彼女(エマ)を探させた?」とメアリー・マーガレットに詰問。

そこで初めて財布を確認し、カードがないことに気づくメアリー・マーガレット。「あの本を渡すべきじゃなかったわ」とつぶやくのをレジーナは聞き逃しません。「本っていったいなんなのよ」とキレます。

メアリー・マーガレットは「ただの古いお話の本ですよ。ご存じのようにヘンリーはとても頭がよくてクリエイティブな子ですし」と答えてから、「ひとりぼっちなので…あの本が必要だったんです」と、レジーナを責めるような目つきで付け足します。

レジーナは「ヘンリーに必要なのは現実よ」と決めつけ、「ボストンへの帰り道を楽しんでね」とエマに言い捨てて立ち去ります。


教室に残ったエマとメアリー・マーガレットは、少しぎこちなく会話をします。

これがふたりの初めての会話となるわけで…お互いの関係性を知らないわけだけど、なにか特別なものを感じたんでしょうか。


このときメアリーマーガレットは「どうして生みの親は自分を手放したのか」という疑問にヘンリーは苦しんでいる、と話し、はっと気づいて「ごめんなさい、あなたを裁くつもりじゃないのよ」とエマにあやまりますが、覚えていないだけで自分も生まれたばかりのエマを手放したのですから皮肉なものです。

「あの本をヘンリーにあげたのは、いちばん大切なもの…希望を持ってもらいたかったからなの。ハッピーエンドの可能性を信じるって、とってもパワフルなものよ」

こう言うメアリーマーガレットに、エマは「ヘンリーがどこにいるか知ってるのね」と鋭い質問。「ヘンリーのお城をあたってみるといいわ」とメアリーマーガレットはにっこりします。


なんか第1話の現代の部分がやたら長くなってしまいました(´▽`;)
が、その5に続きます。

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン1もくじ



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