2015年4月9日木曜日

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3・第5話〜フックの過去とファーストキス

Once Upon a Time S3E5
「Good Form(NHKの邦題:正義の男)

2013年10月27日放送(アメリカ)

ジョリーロジャー号!

シーズン3・第4話〜笛吹き男からの続きです。

以下、2013年10月29日にアップしたアメブロ記事(Once upon a time・S3E5★ネタバレ感想★フックの過去)をほぼ当時の文章そのまま、若干の加筆・修正を加え、画像を追加してアップします。

前回のお話はランプルとベルファイヤー中心でしたが、今回はフックの過去の話が中心。ネバーランドの話はちょっとおもしろさが減ったと思ってましたが、今回のエピソードはおもしろかったです



***以下、ネタばれ全開のあらすじと感想***

※わかりやすくするため話の順序を変えています





デイビッドが死ぬわけないとは思うけどどうなるのか不安だった先週。やっぱり死ななかった~!

悲しい過去のおかげでデイビッドを助ける方法を知っていたフックが救ってくれました!やるじゃんフック!

このフックの過去がまたおもしろい


フックの過去


もともとは船長であるお兄さんリアムといっしょに王に仕える軍人だったんですね。

ラムを見つけて「酔っぱらうとバッド・フォームにつながる」と言って船から捨ててしまうなんて、今のフックとは180度別人Σ(゚∇゚*)!!


 キラキラ笑顔の軍人時代のキリアン↑ 左はお兄さん。

今の顔つきとどこか違う…と思ったら、ガイライナー(=アイライナー)とあごひげがないのね。

ふたりが乗っている船がペガサスの帆で空を飛び、ネバーランドに行くというのが、いかにもおとぎ話らしい展開でおもしろい。




王に命じられて「どんな怪我もいやせる」という葉っぱを取りに行くためネバーランドに行くんですが、着いたところでピーターパンが現れ「それは薬じゃなくて毒だ」と警告。

パンを信じずに葉っぱを試すリアムが倒れ、アタフタするキリアンの前に再びピータパンが現れます。パンはドリームシェイドの後ろの「なんでもいやしてくれる泉」を教えてくれますが、同時に「どんな魔法にも必ず代価がある」と警告します。

生い茂っているのがドリームシェイド

お兄さんを助けたい一心のキリアンは「どんな代価でも払う」と言って泉の水を汲んで飲ませ、一時は回復するリアムですが、帰りの船の中で倒れて死んでしまいます。

この泉の水を飲んだ人間はネバーランドを離れると死んじゃうみたい。つまり、ネバーランド内でだけ、いやしの効果が保たれるということなのかな。

お兄さん亡きあと、「あの呪われた土地へは二度と行かない」とペガサスの帆を燃やし、うそをついて毒を取りに行かせ、兄を奪った腐った王国にはもう仕えない、と、海賊になることを決心。

船の名前もこのとき「Jewel of the Realm」だったのを「ジョリー・ロジャー」に改名。まだ両手とも健在なので「キャプテン・フック(フック船長)」ではなく「キャプテン・ジョーンズ(ジョーンズ船長)」と呼ばれています。


現在のネバーランド


フックはお兄さんに起こった過去の経験をふまえて、デイビッドに泉の水を飲ませるときにも一応「ネバーランドを離れられなくなるよ」と警告するものの、「ヘンリーを助けられるならかまわない」と、デイビッドはぐいっと飲んでしまいます。


希望のメッセージ


さて、デイビッドとフックが場を離れているあいだに、残ったレジーナ・エマ・メアリーマーガレットはヘンリーになんとかして「助けに来てるから、希望を捨てないで!」というメッセージを伝えるべく、ロストボーイズのひとりをつかまえます。


チョコレートで釣ろうとしても耳を貸さないため、心臓をえぐり出して言うことをきかせようとレジーナは提案。メアリーマーガレットは「そんなことダメ!」と反対しますが、エマはレジーナに賛成し、結局はレジーナが少年から心臓を取り出します。

心臓を取られたロストボーイはヘンリーにメッセージを届けますが、ヘンリーの心はすでに変わり始めていました。レジーナがロストボーイに託したコンパクトに映ったエマたちと話しても「これはワナに違いない」と、なかなか信じようとしないのです。

しまいに「行かなきゃ」と言って鏡を捨てちゃうし。
てかこれ見て「テクマクマヤコン」と言いたくなったのは私だけ?(^-^;

やっぱりネバーランドやピーターパンの影響が及んでしまっているんですね。


ヘンリーに希望のメッセージを伝えることができたあと、エマに「あなたを疑ってごめんなさい。暗やみに取り込まれてしまうのは簡単だと知っているから、あなたに(暗やみに取り込まれてほしくなかった)」と言いかけるメアリーマーガレットをさえぎるレジーナのセリフがおもしろい。

She didn't. I did. That's what I'm here for. One happy family. エマは取り込まれてないわ、私よ。私がここにいるのはそのためでしょ。幸せな家族ね。」

エマやメアリーマーガレットだったらためらってしまうようなあくどい手を平気で使えるレジーナだからこそできることもある、ってことですよね。それを本人もわかっている。すべてはヘンリーを無事奪還するための、いわば必要悪ということでしょうか。


ファーストキス


このあと、デイビッドとフックが合流。

ずっとフックに対し警戒心ありまくりだったエマでしたが、フックが命を張ってデイビッドを救ったと知って「ありがとう」とお礼を言ったところ、「それだけ?」とフックに半ば迫られて(?)開き直ってヤケっぱちでキス。(フック、そんなんでいいの?)

フックのキスを催促する表情がいやらしかったけど(苦笑)
「お礼のキス」にしてはやけに長かったな…

しかしキスの後、「一回こっきりよ」と釘をさして立ち去るエマ、フックに見えないところでにんまりしてたので、じつはまんざらでもなかったってこと

まぁ、ニールは死んだと思い込んでるからしょうがないのかな?(´▽`;)

フックはもちろん大喜び。(いつのまにエマ命になったのか、ちょっと覚えてないミラをランプルに殺されて復讐心に燃えてたのはどうなったの?)


ピーターパンの挑戦


やにさがっているフックのところへ神出鬼没のピーターパンが現れます。

「自分は名誉を重んじる男だ」と言うフックに対し、「ベルファイアでもニールでもいいけど、とにかく彼は生きてるよ。しかもネバーランドにいるんだ。そのことをエマに伝えるかどうかはきみに任せる。きみが本当はどういう人間なのか見させてもらおう」と言い捨てて去ります。

ほんとに名誉を重んじるならば、エマに伝えられるはずですよね。でも伝えちゃったら自分のものにはならない。難しいところですね。





さて、フックをからかったあと、パンは薬で眠らされたニールが入ったカゴを「あそこに吊り下げておけ。もうひとりの横にな」とロストボーイズたちに命じます。

「もうひとり」の入ったカゴの中身は見えなかったけど、まさかランプル?!というところで第5話は終わり。




ニール、エマ、フックの行く末も気になるし、デイビッドはネバーランドからどうやって出られるのかも気になるし、先が楽しみです☆

<10/22/2015追記の余談>

冒頭でヘンリーにからんだり、あとでエマたちに捕まえられて心臓を取られる男の子(ロストボーイ)どこかで見たことあるな〜と思ったら…

ナイトミュージアム / エジプト王の秘密』(2014年末公開されたシリーズ3作目)のニック(主役ラリーの息子)でした。ワンス出演はこの一回こっきりですが、この直後にナイトミュージアムを撮影したってことですかね〜。ここでは中学生くらいにしか見えないけど96年生まれなので17才にはなってたはずです。

ロンドンロケの写真にも写ってます(Mail Onlineより)

シーズン3・第6話に続く

Posted on Fri. October 23, 2015

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